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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「魔王サスペンス劇場 土けむりダンジョン、美人勇者殺し」感想

ライトノベル 新作 角川スニーカー文庫

魔王サスペンス劇場 土けむりダンジョン、美人勇者殺し (角川スニーカー文庫)

〈あらすじ〉
ついに魔王の間へたどり着いた5人の勇者たち。「魔王覚悟!」のかけ声で最終対決が始まる―かと思いきや何故か勇者がひとり殺されて?殺された謎の美人勇者!容疑者はツッコミ待ちの残念勇者たち!?ダンジョンを照らす復讐の火炎魔法!ビキニアーマーに隠された悲しい運命とは…。空白の3秒間、勇者殺し驚異のトリック!ぼっち魔王がハーレムパーティの闇を暴く!ハイテンション謎解きファンタジーここに爆誕!

なにこの……なにこのタイトルは?(笑)
帯の番組欄も凝ってるなあ。気になり出したらウズウズが止まらなくなったので購入。読みましたが、うん、タイトルから想像したとおりのアホなお話でした。

魔王の前に現れた5人の勇者たち。魔王を討ち取らんと行動を移したその時——ひとりの勇者が殺された。その容疑者は残り4人の勇者たちであった。犯人は一体どの勇者なのか? 推理をするのはなんと敵のはずの魔王ルート。勇者ひとりひとりを問い詰める中で、謎の真相に辿り着くのだが……?

存在を忘れられること約28年。久しぶりに勇者がやってきたと思ったら殺人事件発生。容疑者の勇者たちは全員ツッコミどころ満載のアホばっかりという残念具合。唯一まともなのが魔王(ツッコミ役)のみというのがさらに残念。そんなキャラクターばかりでお贈りするドタバタギャグの異世界ファンタジーのミステリー(?)です。えーと、ジャンル盛りすぎでもう意味不明です。

基本はアホな発言をする勇者たちに魔王がツッコミ入れまくる漫才的な会話で物語が進行。章ごとに各勇者にスポットが当たり、殺された勇者との関係が明らかになっていく。

読みやすい。とにかく読みやすい。ほとんど会話で進行してテンポも良いからね、ページをめくるのがとっても捗る。殺人が起きてるのにみんな明るいからなあ。まあタイトル読んだ時点で、暗い展開にはならないのは予想できたけど思った以上のハイテンションだった。まるで舞台の上の新喜劇を見ているよう。

一応ミステリーらしいのでオチには触れないようにします。自分の目でお確かめください。とりあえず読んでいると気持ちが明るくなる、そんな作品でした!(笑)