飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ゲーマーズ! (2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド」感想

ゲーマーズ! (2) 天道花憐と不意打ちハッピーエンド (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
美少女からのゲーム部勧誘を拒否し、相性抜群のゲーマー少女とは大喧嘩をかます―もはや完全に自業自得なぼっち高校生、雨野景太。そんな雨野と学園のアイドル、天道花憐をくっつけるため、ゲーム同好会を発足したリア充、上原だったが、なぜか自分のカノジョに浮気を疑われ!?一方、天道は雨野のことが気になりすぎて原因不明の胸の痛みを発症中。そして唐突に開催される“総合テレビゲーム大会”。科学と魔術こそ交差しないものの、遂にラノベ的な異能は覚醒する!!…主人公以外の人物の中で!こじらせゲーマーたちによるすれ違い、未だ猛加速中!

続けて読みましたよ『ゲーマーズ!』です。なんとなくだけどサブタイトルのセンスが同じ富士見ファンタジア文庫の『デート・ア・ライブ』と似ているように感じるのは僕の気のせいですか? いや、僕は好きなんですけどね!(笑)

このラブコメ群像劇感……余計なキャラクター、ある意味では「脇役」がいないというか。もうみんな主役級すぎて個性が凄い。と、いうか三角くん。貴方だけ生きてる世界が違うような気がするけど。あ、気のせいですね。しかしいろんな凄い人が登場するんだが、雨野には勝てないのは一体……まるでトランプの大富豪で一番強いカードが一番弱いカードには勝てないような、そんな感じの存在感が雨野にはある。

このラブコメ。本当に意味の分からない方向にどんどん進んでいったかと思えば、ぐいっと急激に方向転換して不意をつき、どう考えても面白いことにしかならない展開に持っていくことに感心してしまう。ところでゲーム同好会の存在意義ってないのでは?(笑)