飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「アクセル・ワールド〈4〉蒼空への飛翔」感想

アクセル・ワールド〈4〉蒼空への飛翔 (電撃文庫)

〈あらすじ〉
日常で≪ブレイン・バースト≫を巧みに使いこなし、中学内格差(スクールカースト)の頂点に君臨する謎の新入生・能美征二(ノウミセイジ)。ハルユキは、能美の狡猾な策略によって自身の≪翼≫を奪われ、完全敗北を喫した。 ──しかし、ハルユキは、再び立ち上がる。 ≪もう下を向いて歩かない≫と心に決めたハルユキは、親友・タクムと共に≪ダスク・テイカー>へ反撃を開始する。キーとなるのは、≪心意システム≫、≪スカーレット・レイン≫、そして≪メイド服少女≫!? 最強のカタルシスを以てしておくる、次世代青春エンタテイメント!

ストレスの溜まる上下巻だったけど、最後はドカンとやってくれて気持ちが良かった。しかしそこに行き着くまでが長かったなあ……(遠い目)

特にタクムの奮闘が良かったぞ。修行もあって心意も習得したし。あとなんだかんだで一番の「役者」だったのがチユリ。幼馴染たちのために頑張った。ちゃっかりレベルも上げてるしね。黒雪姫の見せ場も最後あって、でも彼女頼りにならない展開が成長を感じさせた。

能見は退場したけど新たな敵の存在も。あとはアッシュのお師匠であるフーコがレギオンに加入してくれるのかな……。