飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋」感想

アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)

〈あらすじ〉
中学内格差の頂点・能美征二による謀略は去った。“スカイ・レイカー”も加速世界に復帰し、これにより黒雪姫率いる“ネガ・ネビュラス”は、他の軍団に見劣りしない勢力となっていった。とある日、ハルユキは軌道エレベータ“ヘルメス・コード”に日本の“ソーシャルカメラ・ネットワーク”が導入されるというニュースから、新たなるゲーム・ステージの気配を察知する。“宇宙”ステージ。そこに辿り着いたハルユキは、“謎の運営者”から提供された、“ブレイン・バースト”史上でも最大のミッションイベントを体感する―!「…鴉さん。これは、どういう、ことですか?」それはさておき、同時進行で発生していたのは、黒雪姫とハルユキのお泊まりイベントで、さらにそこに“スカイ・レイカー”ことフーコさんも乱入してきて―。

実は「アクセル・ワールド」は何年も前に何巻か読んでいたのだけど、読書メーターの記録を見るにここから読んでなかったようで。いやあ、完全に内容忘れていたので新鮮な気持ちで読んでおりますよ、わはは!

感想でーす。
今回は『ネガ・ネビュラス』に復帰したレイカーとロータス、そして仲間たちの間にある溝を埋め、「家族」になるというお話。確かにレイカーはロータスとクロウはともかく、他メンバーと絡みもなく仲間入りしたからどう受け入れるのかは気になっていた。読者としても彼女をしっかり「仲間=家族」として受け入れて欲しかったから今回の話は良かったなあ。前回の話ではグイグイ前面に出てたパイルの影がかなり薄かったけどね。(笑)

それと最後に現れた災禍の鎧ことディザスターがクロウの中で息づいていたこと。確かにフラグはあった。力は素晴らしいけど果たして制御できるものなのか。あと前回に引き続きベルが有能すぎるわ。

今回はアバターの名前で書き続けていたが、二つ名前があるとどう感想書いて良いか悩むはー。