飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者15」感想

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者15 (講談社ラノベ文庫)

〈あらすじ〉
謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『聖エルダント帝国』と敵対しているババイラム王国で、天変地異が連続して起き始める。バハイラムの軍人・アマテナとクラーラは、そんな異変の只中で、ミュセルの母親・ファルメルと会い、彼女が『先見』、一種の預言能力を発動するところに立ち会う。預言はなんと「シンイチが来れば! この事態は収まります!」というものだった。かくして、オタク文化交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一と毎度おなじみのメンバーは、またしてもバハイラムへと赴くことに。ただ、今回はマジでファンタジー世界全体の命運がヤバそう!!

これはもう安定のミュセル√エンドということでオッケーですかね?(真顔)

しかし今回のオチ……というか、「異世界」の真相について見えてきたのだけど、ある意味王道すぎるほど王道なオチだなあ。むしろ王道のあまりまだ何かあるんじゃないかと疑ってしまうレベル。たぶん何かあるな、たぶん。何もなくてもミュセルが幸せになるなら何でも許しますけどね。

ミュセルが幸せになるとペトラルカがアレだけど、まあペトラルカは大丈夫、慎一がいなくても大丈夫、のような気がする。