飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ソードアート・オンライン (18) アリシゼーション・ラスティング」感想

ソードアート・オンライン (18) アリシゼーション・ラスティング (電撃文庫)

〈あらすじ〉
「――キリトくんだ。わたしのキリトくんが、帰ってきた……」
≪アンダーワールド≫全土が混沌と化す、≪最終負荷実験≫の二日目。 ≪人界軍≫最強の整合騎士ベルクーリ、スーパーアカウント・太陽神ソルスを持つシノンを打ち破ったガブリエルは、≪ワールドエンド・オールター≫を目指すアリスを追う。一方、圧倒的な数の≪暗黒騎士≫に包囲された≪人界軍≫囮部隊の戦場では、アスナの奮闘、リズベットやシリカらの助力虚しく、ついに自失状態のキリトが、ラフィン・コフィンの残党≪PoH≫につかまってしまう。積年の恨みを晴らさんと、PoHの毒牙がキリトに迫り――
瞬間。キリトのこころの中に、声が響いた。それは、共に暮らし、戦い、笑いあった彼の親友の声。たった一人の、最高の相棒の声――。
ついに、キリトは復活する。アンダーワールドに生きる≪すべて≫を、救うために。

SAOの新刊を買ったものの、読むのは暫く先になるなー積んであるSAOの既刊読まないとなー……とか考えたけど。違う、そうじゃない。この前SAO一気読みして追いついたじゃないか! その事実に気づくのにちょっと時間がかかってしまいましたが、こんなに早くSAO新刊を読んだのはいつぶりだろうなあ。(遠い目)

いや、本当に『アリシゼーション』編を何年も追いかけてきた読者に申し訳なくなるくらいスムーズに読みきってしまいました。そうです、『アリシゼーション』これにて完結です。キリトくんの復活……都合どのくらいこの主人公さん、お休みしてたのか考えるのが怖い。いかせん、僕の体感では3ヶ月くらいですからね。復活してPoH やカブリエルを爽快にぶっ飛ばしてくれたので気分が良い。お前ら根が暗すぎるんじゃい。キリト復活まで必死に戦線を支えたアスナを始めとする仲間たち。絆、これが敵側にはない大きな力だった。

アンダーワールドでのゴタゴタが解決してもまだページ数があったのでちと不安でしたが、まあそうだよね。研究の成果というか、この人工知能、アリスの在り方はすぐに解決する訳はないか。

SAOのWEB版のストックはこの『アリシゼーション』編で終わるということで、次なる新章は本当に誰も知らないSAOとなる訳ですか。どうなるんだろ。そもそもWEB原作を知らないからあんまそのことは深い意味で捉えられないんだけどねえ。(笑)