飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「剣魔剣奏剣聖剣舞 (2)」感想

剣魔剣奏剣聖剣舞 (2) (MF文庫J)

〈あらすじ〉

神より与えられし不壊の“神剣"とそれを駆る“剣聖"が祖国の威信をかけて戦う戦乱の時代。“絶華十剣"のひとり・ソーロッドを圧倒的な強さでねじ伏せ、従者としたリューインが次に向かったのは、背徳の貴公子ミクローシュに支配されたレハール公国だった。リューインをスカウトしようとするキリリクを加えた一行は、身分を隠してミクローシュの屋敷にもぐり込むことに成功する。ここにリューインが捜し求める神剣の一振りがあるというのだが……。
「あなたはソーロッドを傷つけた。それだけでもう死ぬべきだ。あの子を傷つけていいのはぼくだけなのに」
最強剣聖が世界を弄ぶ前代未聞の邪道戦記ファンタジー、待望の第二弾!

「俺がタイトル読めないランキング」堂々第1位の『剣魔剣奏剣聖剣舞』です。これの略称は「剣4」で良いんですかね。でも絶対この略称だと伝われないですわ。(遠い目)

スロースタートな感じがヒシヒシと伝わってきている本作ですが、今回のお話はちょっと何考えてるか分からないリューインの行動がある程度読めたのもあり、王道的な展開で面白かった。とはいえ謎が多いリューインの存在は相変わらずなので、今後の展開が見えない……(汗)