飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (15) 大学生編」感想

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (15) 大学生編 (ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
リア充になろうと決めた日から、ずいぶん経った。いつの間にか、普通に女の子と話せるようになった。服だって自分で買えるようになった。だけど、本当にリア充になれたんだろうか。先生になって、自分だけの力で頑張ると決めた長谷川。オタク系の会社で奮闘する小豆ちゃん。新しい恋に向かうことを決めた鈴木…みんな、前に進んでいく。俺もアイツのために、進まなきゃいけない。俺はまだ、本当のリア充になってない。「初めての同棲生活だよ?楽しまなきゃ損じゃん?」大学4年生の時。アイツの笑顔を見ながら、そう思ったんだ。さぁ。明日は、俺と恋ヶ崎の結婚式だ―

一度は完結したと思っていたオタリア。大学生編というラノベ読みを熱狂させた「俺得」展開も……ついにここで本当の完結を迎えます。結婚。いや、ここまで書ききるのはある意味では凄いことなんだけど。ここまでやり切るとアニメ化まではいかないのかな。

分かっていた結末ではあるけれど、いやー、あの1巻を読んでここまでやるとは思いもしなかったよ。本当の本当のハッピーエンドってやつです。直輝と恋ヶ崎にはいつまでも幸せでいて欲しい。結婚してからが本番です。(真顔)

ところで一部のラノベ読みが期待していたネトラレ展開はありませんでした。本当にありがとうございました!