飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「異世界釣り暮らし」感想

異世界釣り暮らし (Dノベル)

〈あらすじ〉
三度の飯より釣り好きの隼人は、釣りの帰りに暴走トラックの荷台から飛び出してきた冷凍マグロに直撃され気を失ってしまう。次に目を覚ました隼人は、釣り大会にいた。そこでは、皆が思い思いに釣りをしているのだが釣れるのは雑魚ばかり。見かねて釣りを始めると、最新ルアーもあってか、バカスカ釣れる釣り無双!!遂には、“魔アジ”まで釣り上げてしまい大騒ぎに!どうやら、この世界では魚が重宝され、中でも“魔魚”は非常に貴重で、とにかく“釣れる”者が優遇され力を持つらしい。しかし、隼人はそんなことは気にせず釣りに夢中で、魔魚さえも皆に振る舞い、村人も美女も王族の心までも射止めてしまう!!「釣れる」ことが最強とされる異世界で、釣り好き男の無双が始まる!「小説家になろう」発、異世界ファンタジー!

どうも、三上派の僕です。Amazonリンク画像を記事の一番上に貼ろうとしたらはてなキーワードに登録されていなくて画像が表示されない事態となりました。発売日に記事を上げようとするとたまに起きてはいたのですが、全盛期(?)の感覚を忘れてしまったせいで登録のやり方(更新のやり方)を完全に忘れました。辛いですね。どなたか解決してください。

カテゴリーはダッシュエックス文庫にしましたが正確にはDノベルという。文庫サイズに慣れきった軟弱な僕に果たしてこんな大きな本を保持できる握力があるのか。読むのに緊張しますねえ。

目が覚めたらそこは異世界だった。そして釣り大好きな主人公が、バッカバカと大物を釣り上げては名声を上げハーレムを拡大していく本作。「題材が釣りかよ!」とツッコミを入れる方もいるかと思うけど、釣り大好き三上さんが書いているので納得。好きなものを題材にするって素敵やん。

とはいえ釣りと聞いて実体験としては子供の時に祖父母と釣りに行き、豚草に目をやられて帰ってきた苦い思い出しかない僕にはハードルが高く感じられたが、ライトに描いているのでサクサクっと読んでいけた。帯の釣りビットってなんぞやと思ったが、そういうアイドルがいらっしゃるんですね、世界は広い。そりゃあ異世界に釣りにも行きますわなあ。(遠い目)