飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7」感想

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7 (GA文庫)

〈あらすじ〉
港街(メレン)で手がかりを得た【ロキ・ファミリア】は迷宮街『ダイダロス通り』の調査を開始する。敵の住処を突き止め、とうとう闇派閥(イヴィルス)の残党を追い詰めるアイズ達だったが――。
「人造迷宮クノッソス……始祖傑作の礎となれ」
かつてない闇の迷執が牙を剥く。呪われた血族、勇者への因縁、姿を現す最後の邪神、そして舞い戻る赤き髪の怪人(クリーチャー)。『悪』の巣窟が今、アイズ達に最大の危機をもたらす。
「さようなら、【ロキ・ファミリア】。良い悪夢(ユメ)を」
これは、もう一つの眷族の物語、──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──

ダンまち」シリーズとしては本のボリュームはそれほど多くはなかったけれど、中身は濃厚だったなあ。

あの「ロキ・ファミリア」が大苦戦する敵・敵・敵。これが本編の方に現れて襲いかかってきたらどうなっていたか…………ベルくんなら何とかクリアしてしまいそうで怖いけど。ベルくんといえばランクアップの話が「ロキ・ファミリア」側からも出ていて、その成長速度の異様さが良く分かるなあ、と。主人公補正とはいえ無茶苦茶過ぎるでしょ。(笑)