飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー」感想

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー (GA文庫)

〈あらすじ〉
それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片(クロニクル)――。
「アンナ・クレーズを買い取ったのは、『大賭博場(カジノ)』の人間です」
腕利きの元冒険者リューが働く『豊穣の女主人』で今日も騒動が起こる。とある夫婦の一人娘がさらわれたことを知り、正義(アストレア)の名のもとに調査を開始するリュー。その先に彼女が辿り着いたのは――迷宮都市の治外法権、大賭博場。
人の欲望が渦巻く黄金の都で【疾風】の轟きが巻き起こる!
「お前達、声を出しな! ここは笑って飯を食べてもらう場所さ! 」
そして少女達が酒場に集う始まりの物語も収録!
ダンまちの世界を補完するクロニクル・シリーズ第一弾、始動!

広がる「ダンまち」ワールド……とはいえ広がりすぎでしょこれは(笑)ラノベ読みおじさんはついて行くのがやっとです。Amazon検索したらコミカライズ版が既に3巻まで載っていて勢いを感じるわ。

ヤスダスズヒトさん、はいむらきよたかさん、そして今回のニリツさんという豪華なイラストレーター陣。人類はどこまで贅沢になれるの……!(違う)あとペンネームに漢字を含むイラストレーターさんは担当できないんですか?

タイトルどおり今回は基本、リューさんをメインに据えた「豊穣の女主人」で働く女性陣の物語。あとがきを読むに、次回以降はリューさんではなく他のキャラをピックアップしていくと。まあロキ・ファミリアは別シリーズがあるからそれ以外のキャラになっていくのかな。出すシリーズ多すぎて忙しすぎる問題。

本作、読んでいると「え? そのキャラそんな背景があるの?」と驚くばかりで。完全にNPC的な感じで見ているキャラをそんなに掘り下げるんですねえ。これは本編でも活かして欲しいが、本編は本編で登場キャラ多すぎ問題が発生してて早く全キャラの早見表ください。