飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「察知されない最強職3」感想

察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 3 (ヒーロー文庫)

〈あらすじ〉
火龍が国王の退位を迫ったことで、ポーンソニア王国は混乱の最中にあった。そんな中、ジルアーテという冒険者の少女が王命で捕らわれてしまう。ジルアーテはポーンソニア王国の南に広がる自治区「中央連合アインビスト」の先代盟主の娘だった。アインビストでは多数の種族が集まって同盟体制を築いており、「選王武会」で優勝した者を盟主として任命し、自治を行っているという。中でもジルアーテは竜人族という特別な種族であり、アインビストに集まる種族の中でも忌み嫌われている不遇の立場だった。フレアからそのことを聞いたヒカルは、竜人族という種族に興味を抱き、ジルアーテに会いに行くことにするのだが――。

順調に3巻発売となり嬉しい限り。続けて読破しました。正直、この位のページ数(300P弱)の方が読みやすくて好きです。や、あくまでも個人的な意見ですが。

感想です。今回は呪われた亜人種・竜人のジルアーテを助けるため、武道大会に挑むヒカル。暗殺者スキルとは一体……と思うほどトラブルに首を突っ込んでいくスタイル、嫌いじゃないです。スキルを過信してとんでもないことが起きそうで怖いのは怖い。

あとヒロイン枠が増えてポーラさんが加入。仮面の集団の怪しさよ。暗殺者、攻撃魔法、回復魔法と三者三様の秀でた能力で迫り来る逆境をひょいひょいクリアしていく。ジルアーテのトラブルを円満解決してさあヒカルハーレムにジルアーテも加わるかと思ったら、そうではないのね。彼女が加わると冒険者としてパーティのバランス取れそうだんだけどなあ。