飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「エクストラ・フォーリン・エールワイフ―異世界の奥さんは日本のビールを学びたい―」感想

エクストラ・フォーリン・エールワイフ ―異世界の奥さんは日本のビールを学びたい― (LINE文庫エッジ)

〈あらすじ〉
長野義文は叔母の美沙に幼少の頃から恋心を抱いていた。彼女が二年前に病没するまでは――。
その後、義文は美沙の忘れ形見である千沙都の未成年後見人となり、同居生活を送っていた。そんな折、突然彼らの家に異世界から勇者の妻が転移してくる。ミサクミラと名乗る彼女は、美沙の生き写しの姿形をしていた。ミサクミラはエール妻(ビール職人)を生業としており、この世界にやってきたのは、豊穣の女神様から優れたエール造りの技を学んで持ち帰る使命を受けたのだ、と宣言する――。
これはビールが繋ぐ、縁と絆の物語。

ビールを題材にした話で、結構尖っているのかなあと思っていたけど、ビールのウンチク含めて読みやすい内容だった。

異世界人に美味しいビールの作り方を学ばせる中で、読者も知ってるようで知らないビールの魅力に触れられる一冊。