飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「七つの魔剣が支配する」感想

七つの魔剣が支配する (電撃文庫)

〈あらすじ〉
春―。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。が、希望に胸躍らせるのも束の間。キンバリーの孕む数々の脅威が彼らに襲い掛かる。気まぐれに生徒を飲み込む地下迷宮、怪物じみた上級生たち、亜人種の人権を巡る派閥の対立―。そんな魔境を仲間と生き抜く中、オリバーは一人の少女と縁を結ぶ。腰に日本刀を提げたサムライ少女―ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今、始まる。

面白さを感じるまでに時間がかかる作品だなあ、というのが印象。面白いんだけどもう一歩突き抜けた何かが欲しい。しかしナナオがいるおかげでガッツリ殺伐とした雰囲気にならずで、ほんと良いキャラしてる。