飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって」感想

継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって (角川スニーカー文庫)

〈あらすじ〉
親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。両親の前では“家族”らしく振る舞うも、二人きりになるとあの頃の思い出が蘇り、やっぱりお互いが気になる日々で―。そんな中、水斗の前にぼっち系オタク少女・東頭いさなが現れ、二人はすぐに意気投合!図書室で放課後を過ごす関係に!?ただの気の合う友達だと真顔で言い張る水斗といさなの、友達以上な距離感に結女はやきもき。しかも、「わたし、水斗君の彼女に、なれますか…?」徐々に水斗への恋心を自覚していくいさなを、“水斗の義姉”として応援することに!?恋と友情ときょうだいの絆が錯綜する、『水斗攻略作戦』が始まる!

これは以前にも書いたと思うのですが、イケメン主人公って割と好きです。勉強ができるとか運動ができるとか、性格もそうだけど「ヒロインが惚れる分かりやすい要素」があると、個人的にはラブコメに入っていきやすい。

そんな中で好きな描写がイケメン仕様になった際の結女の狼狽っぷりです。普段どんだけ水斗は気配消してるんだよ。んで今回投入される巨乳オタク美少女の東頭いさなちゃん。同じ趣味ということで水斗と意気投合、恋愛感情と友情に関して独特の感性をお持ちのヒロインさんです。天然っぷりが良い味出してる。

まあそんな二人が接近する(接近しているのは主にいさなだけ)ので結女はヤキモキする訳で。それに気づかないで終わるとなんだかなー、な感じになるけど、しっかりその嫉妬について思い悩んでいるのが良し。どのヒロインもキャラ立って会話回しが面白いのがほんと素敵だわ。