飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「クロの戦記 2 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです」感想

クロの戦記 2 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)

〈あらすじ〉
武勲を立てたことで侯爵領の領主となったクロノ。山積みの問題を前にして、元の世界の知識を総動員し、女神官や女騎士を仲間にしながら、どうにか領地改革を進めていく。しかし、その知識に違和感を覚えた皇女・ティリアに詰め寄られて―「正直に言え。そうすれば死なずに済むかも知れん」クロノは無事に領地改革を、さらにハーレムを達成できるのか!?そしてまた一人、美少女がベッドに引きずり込まれる!!シリアス&エロスな、大人気エロティック王道戦記、第2弾!

開幕、皇女様に赤ちゃんのもとをぶっかけるクロノさん、マジで尊敬します。いや、ほんと笑った。なんかもー、クロノは性に紳士すぎて男らしいわ。特にエレナ相手には酷いけど本人が楽しんでるから良いか。しかし辛うじて貞操を守っているエレナさん……いやあれ守れてるのか? なんかタイトルの意味を遺憾無く発揮した巻だったような。

お話の展開としてはほぼほぼバトルなし。統括運動に精を出すクロノが描かれます。今回は農業発展、そこから異世界人らしく砂糖を精製したり、紙や良い石鹸を作ったりと領地の「売り」=「商品」が出てきて潤ってきた。性風俗や奴隷業は地下に潜るのを防ぐために許可制にしたりとクロノさんマジ有能です。モテるのも分かる。

もっと読みたいなあ、といったところで終わってしまいモヤモヤ。とりあえず次の巻を読んでいきましょう。