飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「公女殿下の家庭教師3 魔法革命で迷える聖女を導きます」感想

公女殿下の家庭教師3 魔法革命で迷える聖女を導きます (ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
王立学校に入学して3ヶ月。アレンは、家庭教師業の傍ら、ハワード・リンスター両公爵家による合同商社立ち上げの責任者という大役を任されることに。公女殿下ティナたちもまた前期試験を控え、慌ただしい日々を過ごしていた。そんな中、ハワード家の次期公爵であり、王立学校の生徒会長でもあるステラは、妹であるティナたちの急成長を目の当たりにしたことで、すっかり自信を失ってしまい―!?「…兄さん!ステラが…いなくなったんです」無自覚規格外な教師が、迷える少女の歩む道に灯りを点し、その手を導く魔法革命ファンタジー!

姉と妹が乱れ飛ぶ中で、同年代の(まともな)男性キャラがようやく登場しました。
公爵家の四男坊にしてアレンの後輩のギルくん。彼もかなりの苦労人だなあ。
ここまで書いてリディヤの兄貴がいたのを思い出したのですが、まともな男性というか残念人ですよね。姉妹に虐げられて……。

今回スポットが当たったのはティナのお姉ちゃんであり生徒会長であるステラです。妹を含め自分を上回る才覚の持ち主達がどかどか現れて自信喪失。ネガティブ思考に陥っていたところを年下たらしのアレンくんにつけ込まれます(ぉぃ)いやどんだけ年下ヒロイン増やすんだと。そりゃあリディヤ様もやきもきしますわ。これでくっついてないアレンとリディヤに驚くし、凄まじく自己評価の低いアレンに至っては身分もあって似つかわしくないとか思ってるし。家族公認だしそこはえーやろと。

話がそれましたがステラ回ということで、アレンの活躍があり家出した家族とも仲直りできそうだし、結果的に良かった良かったと。アレン回りはみんな暖かい人だらけだなあ。