飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14」感想……にみせかけた単なる思い出話。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)

〈あらすじ〉
季節はまた春を迎えようとしていた。同じ日々を繰り返しても、常に今日は新しい。言葉にしなければ伝わらないのに、言葉では足りなくて。いつだって出した答えはまちがっていて、取り返しがつかないほど歪んでしまった関係は、どうしようもない偽物で。―だからせめて、この模造品に、壊れるほどの傷をつけ、たった一つの本物に。故意にまちがう俺の青春を、終わらせるのだ―。過ぎ去った季節と、これから来る新しい季節。まちがい続ける物語が終わり…そしてきっとまだ青春は続いていく。シリーズ完結巻。

シリーズ1巻刊行が2011年3月、と聞いて当時からの俺ガイルファンは分かって頂けるかと思うのですが「東日本大震災」直後が発売日だったんですよね。

渡航さんのデビュー作にして大ヒット作品でもある「あやかしがたり」を読んで既に作者のファンであった(謎のマウント)私は、新作が既に面白いことを読む前から確信しており(更にマウント)、新進気鋭にして後の神であるぽんかんさんの素晴らしいイラストで彩られた(追い討ちマウント)表紙のこの1巻の発売日をドキドキしながら待っておりました。

地震の後、俺ガイル1巻が無事に発売されたのがとても嬉しかったこと、とても勇気づけられたことを覚えています。

9年前。このブログが始まった2011年4月の一発目の感想は、実は「あやかしがたり」だったりします。「あやかしがたり」から始まって、俺ガイルと共に歩んできた、このブログ。始まりがあれば終わりもある。俺ガイル、終わっちまったのか、おまえ……いえ、このブログはまだ終わりませんが(真顔)

早いですが締めに移ります。
大変読むのが遅くなってしまいましたが、渡航先生、9年間お疲れ様でございました。楽しくもクッソメンドくさい八幡や雪乃のこの青春劇を本当にありがとうございました!

それでは最後に、平塚先生と一緒に。

リア充爆発しろー!