飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい」感想

ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい (電撃文庫)

〈あらすじ〉
放送部部長の花梨先輩は、上品で透明感ある美声の持ち主だ。美人な年上お姉様を想像させるその声は、日々の放送で校内の男子を虜にしている……が、唯一の放送部員である俺は知っている。本当の花梨先輩は小動物のようなかわいらしい見た目で、かつ素の声は小さな鈴でも鳴らしたかのような、美少女ボイスであることを。
とある理由から花梨を「喜ばせ」たくて、一日三回褒めることをノルマに掲げる龍之介。一週間連続で達成できたら、その時は先輩に──。ところが花梨は龍之介の「攻め」にも恥ずかしがらない、余裕のある大人な先輩になりたくて──。
照れてる先輩がただひたすらかわいい、赤面120%な照れかわラブコメ!

ここ最近の個人的トレンドは「1、2歳年上のヒロインなら同じ学校の先輩後輩として存在できるので好き」です。逆のパティーンは至って普通なので、少し年上ヒロイン、もっと増えろ!

一個上の先輩だけどちっちゃくて声も可愛いヒロインを愛してやまない硬派な後輩主人公が放送部で繰り広げるラブコメ劇です。正直言って予想以上に甘々なお話で、後輩くんがどれだけ先輩が好きなのかを語り尽くす一冊になっております。最初から好感度MAX状態で、何故二人がカップルではないのか世の不思議としか思えないほど想い合ってるのに、実際はくっついていないという矛盾。

先輩も先輩で後輩くんの甘い言葉に何とか照れずに耐えようとするも、結局は流されて可愛く照れまくる。ラブラブすぎませんかね?(死語)

先輩の声が好きだと後輩くんは言うけれど、どう考えても声だけじゃなくて全て好きでしょそうでしょだからねえ。この激甘ラブコメが好きな人は刺さりそう。思えば思うほど何故付き合ってないのか疑問しかないベストカップル(笑)