飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました 2」感想

いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました 2 (HJ NOVELS)

〈あらすじ〉
今日も自宅と異世界を行き来して、楽しく行商生活を送る尼田士郎。新任の美人ギルドマスターの情報でレアな薬草を探しに出た士郎は、森でモンスターに襲われ仲間とはぐれてしまう。そんな士郎を助けたのは、伝説の種族と呼ばれていた妖精族のパティだった。異世界のお酒がまずいと前から感じていた士郎は、パティだけが作れる伝説の妖精酒で異世界のお酒を一気においしくしようと考えるが、彼の前に町一番の酒好きなドワーフが立ちはだかって―!?コミカライズもスタートしたハッピー異世界スローライフ、大幅加筆の第2巻!!

刊行ペースが早いように思えるのは元がWEB小説だからですかね。電子書籍だと折角の単行本がモッタイナイ感じがしたので実本で購入しました。現状、単行本サイズの作品を買うかどうかはイラスト重視となっております。

今回売る商品は「お酒」です。僕はあまりお酒を飲む方じゃないし、美味しいと思えるお酒自体が少ないのだけど、この世界のお酒を飲んだら粗悪すぎて即倒れそう。もう酔うために飲む、みたいな。そんな世界のお酒事情の中でシロウが持ち込んだお酒たちを飲んでしまったら麻薬みたいなもんだよね。もう前のお酒なんか飲めたもんじゃない。これに関しては食べ物もそうだろうけど。

ヤク漬け(違う)にした後、お金の回収は容易ですな(下衆顔)しかしこう素晴らしい物を持ち込んでくるとなるとシロウの身柄が心配になる。前回も書いた気がするが。まあこのほんわかした世界観でそれは心配しすぎかな(笑)