飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「初恋巫女姉妹 色に出にけり我が変は」感想

初恋巫女姉妹 色に出にけり我が変は (美少女文庫)

初恋巫女姉妹 色に出にけり我が変は (美少女文庫)


まずキャッチコピーの「ここなら僕もHができる!?」に笑った。そうですよね、某レーベルのあの作品では「Hができない!?」ですもんね。

縁結び神社の娘である従姉妹の住む田舎町にやってきた主人公健二。初恋の相手である従姉の礼子と再会するも、お堅い感じで男を寄せ付けない礼子の姿に戸惑い、また姉とは正反対に健二に迫る従妹のリリアに動揺。久しぶりに会った従姉妹が何を考えているか分からないと困惑し神社に祈る健二にその願いが通じたのか、従姉妹が考えていることが二人の身体に文字として見えるようになる。その力で礼子が健二に欲情していることが判明して以降の欲望への忠実っぷりが素晴らしい。

実はマゾの従姉を籠絡し、続いてサドの従妹を攻略。田舎町にやってきた当初の願いを遂げたアンタは本当の男だよ。などと思っていたら、従姉妹に手を出したことが健二の父親の知ることになるのだが…まさか健二の父親の「計画通り!」になるとは。晴れて神社の婿養子となることが決まったものの、従姉妹のどちらと結ばれるかという問いに「ハーレム」が良いと答える健二さん流石です。ある意味男らしい。このクズッ!(笑)