飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「JSが俺を取り合って大変なことになっています 2」感想

JSが俺を取り合って大変なことになっています2 (一迅社文庫)

JSが俺を取り合って大変なことになっています2 (一迅社文庫)

〈あらすじ〉
俺の名は降三世天命。十六歳。特務機関「超サイキック・フォース・ツーチャンネル」に所属する腕利きのエージェントだ。
俺は今、3人のJSに狙われている。こいつらは俺の許嫁を名乗り、虎視眈眈と俺を破滅させようと企む闇の刺客なのだ。さらに前世からの因縁を持つJS・小枝が現れて――スレに住まう神々の叡智よ、我に集いたまえ!……おい、誰だこれ書いたの! 俺は厨二病じゃねえ!!

ヒロインの大半が10歳の小学五年女子であることを除けばちょっとエッチな普通のハーレムラブコメですよねー…はい、一番重要なところを抜いてはいけません。
口では否定しながらも10歳の女の子たちに迫られて内心ウハウハのロリコン主人公こと天命くんが今回もやらかしてくれます。数ページごとに「おまわりさん、コッチです!」と言いたくなるほどのロリ娘ホイホイっぷり。またひとり、厨ニ病を拗らせた10歳ヒロインが加わってますます発展するロリハーレム。そんなロリ道真っしぐらの天命を止められるのは雪奈…じゃなくて波瀬瑠しかいない。暴力娘ではあるものの恋する乙女の彼女は可愛いのに、この作品のメインヒロインはどう頑張っても小学五年女子たちなんだ…波瀬瑠、不憫な娘…しかし深籠さん攻略という謎ルートも残されてるから、このロリコン物語の行く末はまだ分からねえぞ!
個人的にはヒロイン戦争で輝夜が少しリードした気がする。「16歳になるまでにわたしのことを好きにならせてみせる」は殺し文句だろ。年齢差だけみればそれほど離れている訳ではないから、小学生である今は難しくても歳を重ねるごとにチャンスは高まる。数年後はどうなってるか分からない。新たな可能性を提示した輝夜は正妻になり得るのか……一迅社文庫なので続きが出るのか不安だけど、続きが出ると信じて待つ!