飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「クロス×レガリア 滅びのヒメ」感想

クロス×レガリア  滅びのヒメ (角川スニーカー文庫)

クロス×レガリア 滅びのヒメ (角川スニーカー文庫)

〈あらすじ〉
お互いへの気持ちを意識しつつ、相棒関係を継続中の千円ボディガード・馳郎と最強兵器・ナタ。
今度の仕事の依頼主は、以前戦った相手である鬼仙の蓮花で!?
超スケールで描く異能者たちのバトル、波乱の第3巻!

物語のターニングポイントとなる今回のお話。
ナタを「お姉ちゃん」と呼ぶ吸血鬼ウーと、馳郎の幼なじみ灰谷ジンの登場。
馳郎とナタのコンビとは何から何まで正反対のジンとウーのコンビは、これまでにない強敵となるのは間違いない。事実、ウーひとりを相手にするのもやっとな状況だった。馳郎の『カエアン』と同等の性能を持っているであろうジンの『ツール』。二人の男、二つの機械との戦いにも注目。
しかし今回、馳郎の相棒はナタではなく蓮花だったのが個人的には非常に嬉しい。前回ほとんど出番がなかったからなあ。
何だかんだで馳郎に惚れ込んでる蓮花の言動に思わず口元が緩んでしまう。