「魔法少女育成計画 restart(後)」感想
魔法少女育成計画 restart (後) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: 文庫
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〈あらすじ〉
ひたすらに激化していく、囚われの魔法少女たちによる生き残りゲーム。
残酷かつ一方的なルールの下で、少女たちは迷い、戦い、一人また一人と命を落としていく。
警戒すべきは姿の見えぬ「マスター」か、それとも背後の仲間たちか。強力無比な魔法が互いに向けられる時、また一人新たな犠牲者が生まれる――。
話題のマジカルサスペンスバトル、第二幕の完結編!
最後まで生き残る魔法少女は、いったい誰なのか!?
分かっていたよ…でも言わせて下さい。叫ばせて下さい。
もうこんな酷いことはしないで!殺し合わないで!!
生き残るのは誰か?
そして殺しているのは誰か?
二転三転する物語。魔法少女たちの団結力はいとも容易く打ち砕かれ、悲劇のスパイラルに放り込む。笑顔なんてない。
でもこの誰も幸せにならない展開が心地良くて…胸糞悪くて…僕はどうしようもなく惹かれてしまう。
コミカライズの影響でこの感覚を多くの人に振りまいて欲しいな。