飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「打ち切り」に関して思うこと

本当はひとつの作品の「感想」を書くために作ったエントリだったんですけどね。
書いてる内にあまりにも内容とは関係ない話になってしまったので、書き換えました。

考察とかそういった内容のお話ではありません。かなり愚痴っぽい話になることをお許し下さい。

打ち切り。

これまで何度も商業的な理由によって「物語を継続できない」作品とお別れを告げてきました。
出来る範囲内で最後を綺麗に締めくくった物語もあれば、あとがきを読むまで続きがあることを信じて疑わなかったものもある。
まあ後者は僕の読解力が不足していたせいもありますが。

打ち切りになってしまうのは仕方のないことだと思うし、Twitterでも「売れる方が稀」だと言ってはいるが、やはり創作側が納得いく形で終えることが出来なかった物語に直面してしまうと、「そもそも出会わなければ良かった=読まなければ良かった」という気持ちになる。これまで物語を追い続けてきた「僕=読者」という存在と、時間は一体なんだったのか?

置いてけぼりされた想い。誰もいない土地にたったひとり残されてしまったような感覚。怒りとも悲しみとも違う、これは寂しさ。
この気持ち、何処にぶつけていいか分からないよね。

苦しんで苦しんで苦しんだ末に生み出した「わが子=物語」を見限らないといけない作家が一番苦しいのは分かる。読者以上に心を痛める出来事だと思う。
や、創作をしたことがない人間が勝手に想いを理解したつもりでいると怒られそうだけど。

仕方のないことだと割り切るしかない。誰が悪い訳でもない…自分の中で蹴りをつけて、噛み砕いて、次の物語に心を移すしかない。
どの物語も、全ての作り手が納得できるまで作り続けられれば良いのに、ね。うん、とんでもねえ幻想だ。分かってます。

ほんと愚痴だな、これ。話に纏まりもないし。

とりあえず、謝っておきます。

ごめんね!