「ガールズ&パンツァー」感想
〈あらすじ〉
西住みほは大洗女子学園の転校生。実家を離れ寮暮らしを始めたばかり。クラスでもまだ友達もなくひとりで過ごすことが多い。そんなみほに声をかけてきたのが武部沙織と五十鈴華だった。3人はあっという間にうち解ける。そこに現れたのは生徒会長の角谷。「必修選択科目なんだけどさぁ……。『戦車道』取ってね、よろしく」。わざわざ戦車道がない大洗女子を選んだみほは困惑する。悩むみほをよそに戦車道のオリエンテーションが始まる。
久しぶりにこのカテゴリーを起動させちまった。たまにはラノベ以外の感想も書きたい、ということで尋常でない町おこしをしている『ガルパン』を一気に視聴したので思ったことを書き殴っていきます。
まず初めに言わないといけないのは、ミリタリーは大好きだけど、これといった知識がある訳ではないので、戦車がどうにこうのとか、戦術があーだこーだというお話は出来ません。あくまでも感じたことしか書けないのです。よし、言い訳終了!
ライトノベルに限らず、今時の物語は「学園モノ」+「異能バトル」とか、二つ以上の要素を上手く掛け合わせるのは常識になってきている。
『ガルパン』の場合、「美少女」+「戦車」と一見して結びつかない要素を上手く融合させているところと、それを魅せるスピーディーな物語作りが視聴者を引き込んだのかな、とどうでも良い分析をしたり。第1話はキャラクターと世界観、そして主役ともいえる戦車を見せつつ、「美少女」+「戦車」の違和感を取り払ってくれる。「戦車と男子ってミスマッチだよねえ〜」というモブキャラの声は、この世界の全てをたった一言で表現してくれました。
廃戦車がゴロゴロ転がっている学園は、学校というよりももはや戦場にしか見えないのですが(笑)
女子高校生としての日常をチラリと見せながら、メインはやはり戦車道。強豪相手に奇策を用いて勝ち上がっていく様が痛快なのです。電ちゃんじゃないです。
最初は流されるまま戦場道に引き戻された西住ちゃんだったけど、最後まで筋を通して己の戦場道を駆け抜けたことが、みんなとに絆に繋がったんだな、と。キャラクターとチームにしっかりスポットを当て、勝利へのフラグ建築も忘れない。無用なキャラクターを作らず、全員に意味を持たせ続けていたのも上手かったな。
映画もやると知ってテンション上がってきましたわ。
\パンツァーフォー!/