飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

ライトノベルのイラストレーターについて思うことなどを書いてみた

ちょっと日が経ってしまいましたが、ダ・ヴィンチ電子ナビ「アニメ部」の記事に協力しました。

この絵師たちをチェックしよう!ラノベ通が選ぶ“いま注目のラノベ絵師”ランキング | ダ・ヴィンチ電子ナビ

ライトノベルに欠かすことはできないイラストレーターさん。
それだけにライターと協力者との間で審査方法をどうするかで揉めに揉めました。あ、喧嘩はしてませんよ。
何故か僕が適当な感じで提案した「F1ポイント形式」が採用されたりもして、面白い経験をさせて頂きました。
またこういった機会があったら参加したいですね。

話は少し変わりますが、この記事が公開されてから『イラストレーター』に関わることが活発に議論されました。
キャッチできた話題もあれば、完全に見逃していた話題もあったので、この場で私の考えなどを書ければな、と。

絵師? イラストレーター?

「絵師」という呼称の何が嫌なのか? - Togetter

ラノベTLにサラリと参加してまとめられることに定評のある私です。
いや、今はそんなことどうでもいいのですが。

前々から耳にしていた「イラストレーターは『絵師』と呼ばれるのを嫌がる」問題。
僕個人としては書いた通り、作家が「先生=敬われる存在、人にモノを教える存在」と呼ばれるのを嫌うのと似ていて、イラストレーターも「絵師と呼ばれるほど自分は偉くない。おこがましい」と考えているから、そう呼ばれたくないと思っていました。まとめの中には『絵師』に師匠という意味はない、という指摘もありましたが、その後のイラストレーターの方々の反応を見ていると、やはり「自分はそんな偉い人間じゃない!」と訴えていたりしたので、大きな間違いではなかったのかな、と。

しかし全く正反対の意味で『絵師』を嫌う人もいて、一部ではプロではないイラストレーターを『絵師』と呼ぶ文化があったらしい。これは知らなかった。プロとして扱われていない気がするので、『絵師』と呼んで欲しくない、というイラストレーターも少なくなかった。なんとなくだけど、昔『ライトノベル』という言葉を初めて聞いて「軽小説? 読者を馬鹿にしているのか!」と憤ったのを思い出した。今では違和感なくラノベラノベ言っているけど、慣れてしまうものなんですね…。

単なる言葉としての『絵師』が非常に便利であるのは間違いない。特にTwitterのような文字数が制限される世界ではとても便利な言葉なのでついつい使ってしまうのを許して欲しいです。

ライトノベルの感想・レビューでイラストの話題に触れない?

ライトノベルの感想でイラストに言及するかどうかという話 - Togetter

「ライトノベルなんてイラストが良ければ売れるんだろ?」
なんてことを言う人が後を絶たないのは何故だろうか?
イラストが良いライトノベルは山のようにあるのだから、それらが全部売れてないとおかしい理屈ではないか!
いや、今はそんなことどうでもいいのですが。

零細ライトノベル感想サイトを運営する身として、たまに思うのは、
「アニメやマンガのレビューサイトみたいに、口絵挿絵をスキャンして掲載すると見栄えがしそう」
ということ。でもやったことはありません。無断掲載的なあれこれに引っかかりそうで。
最大の理由は「そんなにまめじゃない」だけどね。
まあスキャンして掲載すればイラストに言及しやすくなるかな。いや、やらないけど。

このブログの感想を見直してみると、表紙イラストに触る程度に話題にすることはあっても深く言及はほとんどしてない。
「ライトノベルのイラストは無くてもいい」と思っている人間ではない。寧ろイラストがないと寂しいとすら感じるのに、イラストについてあまり言及しない。
さて、これは何故だろうか?

わ か ら ん !

でもそれでは駄目なのは良く分かりました。

素晴らしいイラストのライトノベルと出会ったらひとりでも多くの人にそれを伝えないと、ね。