飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)」感想

魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)【通常版】

〈あらすじ〉
「ここが最後の城。告げられし天世界の門。ここに終わる……」≪死の教主≫カーロッタ・マウセンの視線の先には、因縁の地・ローグタウンがあった。≪アイルマンカー結界≫は消滅し、リべレーターの計画は失われた。カーロッタは≪女神再臨≫を目指し、この地への侵攻を開始する。
 彼女を迎え撃つ、オーフェン・フィンランディは魔術学校の校長室で今後の対処を練っていた。残す選択は決戦のみ。多数の負傷者を出し、半壊した戦術騎士団で戦う他ない。そして、もう一つの可能性に未来を託す。つまりは≪鋏≫──魔剣オーロラサークルを送った、はぐれ者に。
 20年以上の時を経て、今、原大陸は激しい変化の刻を迎える。嵐の先になにが待つのか、まだ誰も分かっていない。恐らくは、まだ、きっと……。新シリーズ最終章。伝説の終わりが始まる!

あれから20年が経って、立場も関係も変わってしまって、でも世界の危機には変わらず直面している。決戦に備え、人々が集まってくる。

終わりが近づいている。いや、正直こんなに長引くとは思っていなかった。
あと一冊。これで僕の大好きだった「伝説」が終わる。