飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「理想のヒモ生活 4」感想

理想のヒモ生活 4 (ヒーロー文庫)

〈あらすじ〉
シャロワ・ジルベール双王国より、ついにフランチェスコ王子とボナ王女が来訪する。朗らかに笑いながら、何かとトラブルを連発するフランチェスコ王子に善治郎は振り回されがち。そんな中、善治郎のもとに衝撃的な報告が入る。愛息、カルロス=善吉王子が発病。病気の程度は九割方助かるというが、その高い生存率が逆にネックとなり、貴重な魔道具『治癒の秘石』の使用は認められない。そこに、フランチェスコ王子が自分の持つ『治癒の秘石』をカルロスに使っても良い、と提案してくる。しかし、実際に病床のカルロスに使ったのは『治癒の秘石』ではなく、自らの魔力による『治癒魔法』だった。そこでフランチェスコ王子の「血筋」が明らかになる-----。

ボナ王女かわいいよボナ王女。
苦労人ボナ王女、僕好きですわ。この娘だったら善治郎の側室でも良いなあ。そんなボナ王女に嫉妬心を見せるアウラもまた可愛いのだけど。

まー、今回。なんと言っても強烈だったのがフランチェスコ王子。能天気なおバカのマネをしている王子様に隠された秘密が、まさかカルロスの今後に結びつくとは。「何もしなくていい」はずの善治郎はドンドン政略の泥沼にハマっていってるように思えるが。

次回は男装の王女様登場ですか。また余計な波風が立ちそうだ。