飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ボクガール 1」感想

ボクガール 1 (ヤングジャンプコミックス)

〈あらすじ〉
『男らしくありたい!』そう願う瑞樹は、美少女に見間違えられてしまう程の女顔。男子高校生に告白される男子高校生として悩める日々を過ごす彼が、運命の悪戯により、男の子として一番大切なアレを失くしてしまい、さあタイヘン…!! 異常恋愛警報! 全方位系TSF物語がスタートです!!

俺は!こういう話を!待っていたんだ!
ありがとう!誕生してくれてありがとう!コミックになってくれてありがとう!
まさかヤングジャンプでTSモノの漫画が連載されるとは。WEBの試し読みを読んで歓喜してしまいました。

『男の娘』モノでも同様のことが言えるのだけど、「瑞樹が可愛い!」のは当然として何よりもキャラクターの関係性、シチュエーションが大切。『ボクガール!』のポイントは瑞樹と藤原と猛の三角関係。特に親友である瑞樹の見方が180度変わってしまった猛の動揺が面白い。もっと瑞樹の「女の子らしさ」に心を揺さぶられて欲しい。1巻は結構「お約束」のドキドキ展開が続いたけれど、瑞樹を女の子に変えたロキも登場して掻き乱してくれそうだ。