飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「グラウスタンディア皇国物語5」感想

グラウスタンディア皇国物語5 (HJ文庫)

〈あらすじ〉
難攻不落と名高きゾラ港を見事手中に収めたクロムたちは、矢継ぎ早に次の進軍準備へと取り掛かっていた。
今度の作戦は、リジア海軍司令部が鎮座する重要拠点アラティアの陥落。
陸路から四つの関を突破することが最低条件とあって、今までにない激戦が予想される中、最後の皇国七聖である鍛冶屋・ウルの血縁を名乗る者がユースティナの下を訪れて――。

今回読んではっきり分かったのだけど、やっぱりクロウ側でなくコウソン側の話の方が面白い……というよりも、興味が沸き立つねえ。

ベルケンは悪役そのものだが、他のキャラクターは結構好きになってきているので、死んで欲しくないなあ。不幸な目にもあって欲しくない、と思ってしまうのは多方面の視点を上手く見せている効果、なのかな。(笑)ファウラは良いキャラだな。これからも彼女の活躍をお願いします。