飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ラノベ読みの旅 in 台湾」

台湾に行ってきました。
タイトルだけを見ると「台湾のラノベ事情」を見にわざわざ行ったような印象を受けますが、そうではなく普通に3泊4日の旅行です。
しかもラノベが分かるのは10人ほどいる同行者の中で僕だけという……でもせっかく台湾にきたのだから「日本のライトノベル」がどう扱われているのか見てみたくなり、ガッチガチに組まれたツアーの隙を突いてタクシーに飛び乗り行ってきましたよ、ここに!


分かりにくいですか?

ここですよ、こ・こ・!

そうです。
「アニメイト台北総本店」さんに行ってきたのでした。
……あまりに早く到着してしまい、開店するまで30分ほど挙動不審な感じで周囲をウロウロしていたのは内緒。


店舗は地下にあるためゲートを潜って階段を降ります。
おっとラブライブに触れたいところだが今の俺はラノベ読みモードなんだ。後にしてくれないか。
凜ちゃんチュッチュ。

!!!!!!!!1!
ガガガ文庫から絶賛発売中の『妹さえいればいい。』じゃないかー!!
どんだけ看板に「妹」の文字を刻んでるんですか。おまえが妹大好きなのは良く分かった。
早速、日本のラノベに出会えて大興奮。
それと「こいつこんなに画像を多用するヤツだったっけ?」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、海外まで行って取ってきた写真なのでできるだけ使いたいんだよバカー!
はい。そんな事情で写真は続きます。

こちらは台湾産のラノベですかね?
台湾のラノベ事情が分かる方ときたかった……。

富士見ファンタジア文庫『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』ですね。
僕は読んでいませんが、評判は良いようです。

パターン青!
ゆーげんさんのイラストです!
MF文庫J『ライフアライヴ!』表紙イラストを愛でたところでいざ店内へ!

…………。
「店内の写真をブログにアップするのはマズイかな」と思ったので写真はここまで。
「中はダメで外は大丈夫」という基準がある訳ではありませんが。ちなみに下ネタじゃないよ。

それでは店内です。
入ってすぐの新刊台に並ぶ翻訳された日本のラノベたちに感動……と同時に困惑。大きい。大きいのです。下ネタじゃないよ。本が大きいのです。ラノベというと文庫本を想像しますが、台湾では四六判ほどあって最初に見たときはコミックかと思いました。う〜〜ん、このサイズは手に馴染まないなあ。表紙イラストが大きく描かれているのも違和感。

と、思いながら店内をウロチョロしていたらなんと文庫本のラノベを発見。手に取って馴染むこの感覚、安心感。それもそのはず。僕が手に取ったその本は日本で売られているラノベそのもの。翻訳版ではなく、輸入されてきたラノベです。これは台湾にいる日本人向けなのかな、それとも原文で楽しみたい台湾の方向け?

さて次は既刊の翻訳ラノベが並ぶコーナー。棚を4列ほど使っていて結構なスペースを確保していたのに驚き。それと失礼な物言いになって大変申し訳ないのですが、アニメになった作品、あるいそれぐらい人気のある作品くらいしかないだろうな……と思っていたので、作品数の多さにもびっくりしました。

背表紙をこちらに見せて並ぶ翻訳ラノベを眺めて思ったこと。たびたび話題に上がる「長文タイトル」に対して、台湾の方はどう感じているか。「長文タイトル」作品と言われるラノベ……例えばガガガ文庫

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

の翻訳版タイトルは、

『果然我的青春戀愛喜劇搞錯了。』

文字数だけを見ると減ってますが。台湾の方もこのタイトルを見て「なげえよ!」とか思うんですかね。
やはり台湾のラノベ事情が分かる方と一緒にきてやいのやいの言いながらラノベ見たかった。「海外に行っても日本でやってることと変わらないじゃん」というツッコミはなしで。

GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の特設コーナーでアイズたんハアハアして堪能した後、お店を後に。
行けたらいいな、と思っていたところにちゃんと行けて大満足。その時はそう思っていました。

そう。この記事を書いているときに気づいたのです。

台湾行ったのに台湾産のラノベを確認してねえ!

この記事は何の役にも立たないと思いました。(小並感)