飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「EIGHTH 15」感想

EIGHTH(15) (ガンガンコミックスJOKER)

〈あらすじ〉
ナオヤがセルシアとヴァレリヤを繋いでくれたことで、二人はそれぞれが突き付けられた厳しい状況に正面から向き合い、立ち向かって、自分自身を納得させられる形でその状況を乗り越える。だが、一同がそのことにほっとするのも束の間、エイスから飛び込んできたナオヤの容体は──…!?

今年3発目の感想がマンガなのは以下略。
同時発売の15巻を読みましたよ、と。

初めて自分の力で「外に出た」セルシア。しかしそのことを伝えたいナオヤとは会えない。所長の回想からナオヤの過去が分かるクライマックス前のこのお話。いやいや、ナオヤくん、結構ハードな人生を歩んでおりますねえ。今までナオヤとの関係がふわっとしていた所長。ナオヤの親父が兄貴で、まあ色々とコンプレックスを抱えていた人なんだな、と。

セルシアの想いが通じたのか。目を覚ますナオヤ。良かった良かった。過去編に終始した今回の話であったが、残り1冊でどう終わらせるのかな。