飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング」感想

ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)

〈あらすじ〉
謎のファンタジー世界に入り込んでしまったキリト。VRMMOチックなその空間で最初に出会った少年・ユージオ。≪NPC≫とは思えないほど感情が豊かなその少年と共に、キリトは央都≪セントリア≫に向かい、そして、二年が過ぎた――。
キリトとユージオは、≪北セントリア帝立修剣学院≫の≪初等練士≫となり、それぞれ先輩であるソルティリーナとゴルゴロッソの指導を仰ぎながら、人界最強の秩序執行者≪整合騎士≫を目指す日々に明け暮れていた。央都を統べる≪公理教会≫の中枢にたどり着くため、二人はあまたの障害をはねのけ、学院にわずか十二人しか存在しない≪上級修剣士≫を目指す――! 壮大なるヴァーチャル・ワールド・スペクタクル!!

進撃の赤ちゃんと化した息子の攻撃を受けながらラノベを読むのって結構大変です。特に相手にされていないのが分かると余計暴走して襲いかかってきます。息子を適度に相手しながら読んだので、それほど厚い訳でもないのに時間だけはやたらかかってしまったなあ。そんな今日この頃、やっぱりSAOは面白いですね!

まずは前半から。現実世界での怒涛の「実はこういう目的でキリトくんを拉致しちゃいました」というお話。前回、置いてけぼりを食らっていたので目的をこうペラペラ喋ってくれるといろいろと納得ができてスッキリしました。あー、しかしアスナの行動力の凄いこと凄いこと。流石はキリトさんの彼女さん。マジパネェっす。毎回SAOの感想に「マジパネェっす」と言っていくスタイルでいきたい。なんだ、壮大な理由だなあ、こりゃあ。(遠い目)

後半からは『アンダーワールド』でのキリトさんのターンになります。表紙イラストの女の子はニューヒロインですか?……と思っていたけど、ソルティリーナ先輩の出番、そんなに多くなかったなあ。

見習い騎士として高め合っていくキリトとユージオ。平民出ということでお約束のやっかみもありますが。まあ跳ね飛ばしますよね、そんなのは。キリトさんに任せておけば大丈夫、この安心感は流石ですマジパ以下略。

さて口絵の「傍付き練士」の可愛い二人はどこで登場するのかな、とワクワクしてたらそうかラストにですか。これは次回に期待かな。ああ、はい。物語展開も勿論、期待しておりますことよ。