飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ソードアート・オンライン (16) アリシゼーション・エクスプローディン」感想

ソードアート・オンライン (16) アリシゼーション・エクスプローディング (電撃文庫)

〈あらすじ〉
人界暦三八〇年十一月。
アンダーワールド全土を混沌に巻き込む≪最終負荷実験≫の幕が上がる。
暗黒神ベクタことガブリエル・ミラー率いる侵略軍50,000に対するは、整合騎士ベルクーリ率いる人界守備軍5,000。
≪霜鱗鞭≫のエルドリエ、≪熾焔弓≫のデュソルバート、の副団長・≪天穿剣≫のファナティオら整合騎士は、数的劣勢を跳ね返すべく奮闘を続けるが、敵軍の尖兵たる山ゴブリン族は奸計を用いて防衛線をすり抜け、後方の補給部隊を狙う。心神喪失状態のキリトを守る少女練士ロニエとティーゼに危機が迫る。更に、侵略軍一の奸智を誇る暗黒術師ギルド総長ディー・アイ・エルもまた、恐るべき大規模術式によって守備軍の殲滅を図る。対する守備軍の総指揮官、整合騎士長ベルクーリがとった作戦とは……。そして、現実世界からアンダーワールドへログインしたアスナの行方は――!

表紙の、表紙のアスナさあああん!!
女神さま降臨ですよ。素晴らしいです。ついに待ち望んでいた展開に移行していきましよ!!

と、いうことでまずは前半。人界とダークテリトリーの前面戦争勃発。人界側だけではなく、ダークテリトリー側の「人間模様」も描かれていて、中には死んで欲しくないキャラクターもチラホラ。しかし無情にも命は散っていくのです…………。

人界側とダークテリトリー側のバトルというと、整合騎士のシェータと拳闘士のイスカーンが印象的。いや、この場合はバトルそのもの以上に二人の心の交流の方が読んでいて面白かったけど。なんか合うな、この二人。

そして後半からはアスナ降臨。スーパーアカウントを使っての登場で圧倒的だけど有限の力を振るって戦います。キリトとの再会……だけどアリスを始めとする新たなヒロインたちもいて、まあこの辺りのいざこざは緊迫感ある戦争の中での癒しと言っていいのかな。(笑)

最後には待ちに待った展開。歯には歯を、目には目を、プレイヤーにはプレイヤーを。さあ日本の戦士たちよ、アンダーワールドを救うためにやってきなさい!