飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「察知されない最強職5」感想

察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 5 (ヒーロー文庫)

〈あらすじ〉
ボーンソニア王国の王位継承争いに決着をつけたヒカルは、王都の衛星都市ボーンドに戻っていた。騒動の最中に、ヒカルが「シルバーフェイス」であると気づいたギルドマスターのウンケンは、ある意味命の恩人のヒカルのために、修業と称して持てる技術の全てを教え、恩返しとした。そしてその修業の「卒業試験」としてヒカルに課せられたのは、ダンジョンにて実践を積むことだった。一方、ジルアーテもまた、アインビスト連合の盟主ゲルハルトからとある「試験」を伝えられる。それは聖ビオス教導国にあるダンジョン『魔錠の迷宮』に存在する水の精霊魔法石を取ってくるというもの。成功すれば水が貴重なアインビストでは大きな利益となり、ジルアーテの実力を知らしめることができる。偶然か運命か、ヒカルとジルアーテは再び同じダンジョンに集うことになり―。

ジルアーテさんのイラスト可愛すぎて困るんですけどー(困ってない)
表紙イラストも良い上に口絵イラストの多さに毎度感動しております。

今回は南の島とそのダンジョンで大暴れのヒカル一行が描かれています。そこにジルアーテも加わり、前半の小競り合いから始まり、後半は島全体を巻き込むどでかい話へと発展。ヒカル、以上にラヴィアたちと交流を深め心を通じあわせたことで、自信を得るジルアーテの姿を見ることが今回の大きな進展か。ここまで深く関わったので引き続きジルアーテには出張って欲しい。そして折角なのでこのまま国家規模の争い事というでっかい話に進んで面白くしていただきたいですね!