「妹さえいればいい。 14」感想
〈あらすじ〉
「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を生温かく見つめる妹の千尋も、報われない片想いにいい加減疲れていて――。
伊月、千尋、京、春斗、那由多、アシュリー、海津、蚕、刹那、撫子……時を経て大きく変わったり変わらなかったりする主人公達が、それぞれに掴む未来とは!? 青春ラブコメ群像劇の到達点、堂々完結!!
なんかもー全てを「キャラクター紹介」の主人公というワード群が語っている通り、みんな主人公すぎ。一人一人のその後がとんでもなく気になるし、なんで三年も経ってまだ春斗と京はくっついてないんだよアホーとか思ったりもしました。
春斗たちといえば函館旅行。あの辺には色々あてとても思い入れがあって、特にラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーは絶品。まああの店の商品だいたい美味しいんだけど。たぶん二人がおった店舗に行ったことある感じ。
しかし最後の子供らが主人公の話が一番気になるというか。あのままいったら「続き出せやコラァ!?」ってなってたと思うのであのオチで良かった。平坂読さん、お疲れ様でした。楽しい作品をありがとうございました!