飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?4 神罰の獣」感想

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?4 神罰の獣 (MF文庫J)

〈あらすじ〉
英雄シドの剣と武技を継承し「真の世界を取り戻す」決意をした少年カイ。聖霊族の英雄・六元鏡光との共闘で謎の怪物・切除器官を撃破。こうして世界輪廻を招いた元凶は、最後の四英雄・幻獣族のラースイーエに絞られた。一方で、順調すぎる世界の解放に戸惑いを覚えながらも、ジャンヌは幻獣族の支配するシュルツ連邦への進出を決意する。切除器官を従えて暗躍を続けるラースイーエ、存在が明かされた二人の“シド”―「この世界の秘密を知る者たち」とカイたちが邂逅を果たすとき、五種族大戦の影に潜んでいた「真の支配者」が目を覚ます―

やったー!鏡光が仲間になったよ!……ってどんだけ異種族仲間に加えるのよ。バルムンクと鏡光のコンビは、それまでの因縁考えると笑えますね。しかし幻獣族ひとつの方が他種族連合を上回る感じ好き。まさに強敵。

この世界には3人の預言者がいてそれぞれ支援している者「シド」がいるようで。それに第六の種族が登場、機械の獣とは……おっと「ホライズン・ゼロ・ドーン」の話はそこまでにしておけ。話がどんどん膨らんでいって着地点は見えないけど、ちゃんと着地してくれるんだろうなあという安心感のもっとサクサク読んでいきたい。