飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?7 禍の使徒」感想

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?7 禍の使徒 (MF文庫J)

〈あらすじ〉
大始祖の陰謀により四種族が封印され、五種族大戦は人類の勝利という予想もしない形で終戦を迎えた。シドから大始祖の企みを聞いていたカイは、ジャンヌと花琳に戦いの継続を直訴するが、人類の平穏という悲願を達成した彼女たちの反応は薄かった。カイは新たなコードホルダーを手に、一人、リンネの復活と仲間たちの解放を目指し、大始祖への抗戦を決意する。その頃、石化していたために墓所への封印を免れた四英雄の一人アルフレイヤをバルムンクが発見したとの報がもたらされ―世界から忘れられた少年の「世界に拒絶された少女」を救う戦いが始まる!

本格的に真の敵に対しての行動を開始、とうことで俄然燃えてきました。前回、レーレーンを媒介にして蛮神族を封印していたけど、正直「他は英雄級なのにそれでいいんかい!」と思ったが、英雄で一人だけハブられていたアルフレイヤのここにきての復活含め、さりげない伏線が生きてきた巻だった。

モヤモヤする自称神様の三体の預言神=大始祖かと思いきや、彼らは彼らで内ゲバ状態。一体だけ違う世界種だったアスラソウカが裏切り、勢力が分かれた。

あと今回、異種族三人娘が封印されてしまった&消えてしまったせいか、ジャンヌがヒロインとして急に存在感を発揮。実はかなり可愛い人だよね。表紙イラストも良し!