飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「ちょっぴりヤバめな秘密のある女の子が恋人ってどうですか? 1」感想

ちょっぴりヤバめな秘密のある女の子が恋人ってどうですか? 1 (HJ文庫)

〈あらすじ〉
オレ、天宮月斗はある日、重大な秘密を誰かに撮影されてしまった!!容疑者は生徒会の美少女たち。生徒会長の美人な義姉、癒し系な学園のアイドル、お嬢様の風紀委員長、そして、クールで可愛い後輩。彼女たちを探るためにどうにか生徒会に入り込んだオレだったけど、逆に彼女たちのヤバい秘密を知ってしまう!!「わたしの秘密を知っているのはツキトくんだけだよ?」そして、彼女たちは秘密を見たオレにだけ素顔を見せてきて…美少女たちとのちょっぴり(?)危ない秘密の関係が始まる!?秘密を抱えた美少女とのバレてはいけないドキドキラブコメ!

ミステリー小説を読んでいると性分でどうしても過程よりも結果を知りたくなって急かせかしてしまう。トリックも知りたいけど、犯人が誰かはもっと知りたい訳です。

と、いうことで何やら秘密を目撃された女顔の主人公・月斗がその秘密を握っているらしい犯人=生徒会の美少女メンバーを疑い、アプローチをかけていくラブコメです。いや、これラブコメか? 生徒会美少女ズはどいつもこいつも問題ありありの性癖を抱えていて、度を超えております。ストーカーに露出狂、盗撮犯と文字通りのことをしているので完全に犯罪者です。おまわりさん、コッチです!

個人的には主人公の秘事は「実は女の子」という展開を予想したのだけど、見事に外れました。この手の推理が当たった試しがねえぞ! まあ実際の隠し事はまあ驚くべきことではないのだが、もう一つの秘密はこれ、どう判断すれば良いんだ。いや、まあ確かに登場したキャラだけがヒロインとは限らないよねえ。