飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「数字で救う! 弱小国家 2 電卓で友だちを作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。」感想

数字で救う! 弱小国家 2 電卓で友だちを作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。 (電撃文庫)

〈あらすじ〉
異世界の数学オタク・ナオキの活躍で辛くも戦争を乗り切ったものの、戦後賠償で財政が火の車なソアラ王女率いる弱小国家ファヴェール。財政再建のためナオキとソアラが出した結論は、隣接するモスコヴィア帝国に遠征していた自軍の規模縮小と撤退だった。しかし遠征軍総司令のソアラの従兄妹、ライアスは気さくなイケメンながらも彼なりの帝王学を持つ難物。コミュ障のソアラとナオキは、果たして彼を説得できるのか!?
そして新たにナオキが雇うことになった女性助手(美人)が、ソアラから目のハイライトを奪っていく!
「首だけのナオキさんなら浮気しませんね!」
危険な発言も飛び出す波乱の第2巻!

ブックウォーカーの読み放題プランに加入しました。読みたい新刊・新作が直近でないとブログを更新するネタも無くなってしまうし、そう読みたくない作品を無理して買うのもなんか違うなー、と思って登録したのだけど。読んでみたいの結構あって迷うねえ。

そんな中、読み放題終了近い作品から読んだ方が良いという「なるほど」な提案を頂き、がさごそ。1巻を読んでストップしてた本作に行き当たりました。

すうすく、こと数字で国家を救っていく本作。今回もナオキとソアラ王女にしか分からない、しかし明確な答えを示してくれる数字を武器に立ち向かっていきます。まあこう文明も発達しきっていないファンタジー世界で、完全なる論理的な思考をして勝利を目指すって理解して貰うの難しいよねえ。根性論が先に出る。それでも少しずつ理解してくれる仲間が出てきてくれるのは心強い。しかしナオキもソアラも数字が大事なのは分かるけど、立場もあるし、もっと人と交流をもって接した方が良いね。(笑)