「宮本サクラが可愛いだけの小説。」感想
〈あらすじ〉
とにかく可愛い幼なじみと織りなすイチャかわラブコメ、開幕!宮本サクラは可愛い。なぜって、理由1 見た目が可愛い。理由2 表情がころころ変わって可愛い。理由3 おだてられるとすぐ調子に乗って可愛い。理由4 小さい頃の結婚の約束を今も覚えていて可愛い。理由5 こつそり胸も大きい…ほらこれだけ揃って可愛くないわけがない。つまりこれは、彼女を愛でるために存在する、この世で最も純粋な小説なんだ。ちなみに僕は大神ヒカル。サクラの幼なじみで、北欧神話の大神オーディンの生まれ変わりらしいです。
すっごい久しぶりに鈴木大輔作品を読みましたが、相変わらずな感じがしました。不思議だけど王道は行ってるような、そんな感じ。
サクサク読めたと思って総ページ数みたらもともと薄かったのね。電子書籍で読むと本のボリュームが分からぬ。内容的には道徳的にはどうなの、と思ってしまうほどエッチな美人三姉妹に囲まれてイチャイチャしながら過ごす男子高校生と、可愛い幼なじみとのラブコメ劇。そこに転生モノが合体した作品だけど、幼なじみのサクラの可愛さが異常であることが分かった以外、特に何がある訳でもなくラブコメってさっくり終わったような。サクッと終わり過ぎな気がしないでもない。(笑)