飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?9 君の世界」感想

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?9 君の世界 (MF文庫J)

〈あらすじ〉
激化する“白の墓所”での決戦。大始祖イフの撃破によって蛮神族を解放するなかで、遂にリンネの復活が実現した。残る3種族の解放のために墓所の奥に進むカイ達だが、それをあざ笑うように、世界の改変を目論むアスラソラカが立ちはだかる。この世界から見捨てられた「世界種」の復讐を誓う彼女を、カイは止めることができるのか。そして「この先の歴史」でリンネが存在できないことを知ってしまったカイが、最後に選ぶ未来の姿は正史か、別史か、それとも―ファンタジー超大作、クライマックス!

最近はマーベルシリーズの映画、「アベンジャーズ」の物語を公開順に観続ける毎日を送っています。そうです、そのせいでブログの更新が滞っているのです。トニー・スタークよりもキャプテン・アメリカが好き。

さて感想です。正直、最終巻じゃないと思って読んでいたのでちょっと驚いた。あとがきを読むに完結、と言っていいのか悩ましいところだけど。

綺麗にまとめたな、というのが印象。シリーズ序盤ほどの絶望感がここまでくるとほぼみんな仲間なのでいつの間にかなくなってた。それが、どうなんだろう、良いと思う人も悪いと思う人もいそうな感じはする。新シリーズが始まるようなのだけど、似た路線ではなく異なる物語を読みたいなあ、と。