飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8」感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈8〉 (電撃文庫)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈8〉 (電撃文庫)


「たとえこの身体が滅びて、世界から消えてしまっても――」
「きっと来世でも、好きになるわ」

いやあー、素晴らしい最終回でしたね〜。

はい、冗談です。
いつもは最後の最後に何らかの『引き』を用意してくるのに、今回は綺麗にまとめてきたものでして。

7巻は京介の、8巻は桐乃の本音をさらけ出す上下巻でした。
このまま桐乃をほったらかしにして瑠璃さんEND爆進は俺得だけど、そうなるとタイトル無視のラブコメになっちゃうからね。
シスコンとブラコンの心理を奥深くまで察して仲介する黒猫さんの気遣い凄まじいと思います。

しかしこの巻の京介はキモすぎて読んでる最中足をバタバタさせちゃうレベル。

…麻奈実は達観しすぎて本当にお婆ちゃん化しているじゃないですか…