飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「アネかみ! 1柱目:姉と女神と俺のパンツ」感想

アネかみ! 1柱目:姉と女神と俺のパンツ (一迅社文庫)

アネかみ! 1柱目:姉と女神と俺のパンツ (一迅社文庫)


「このヒノテルヒメを、どうか貴方様の家で預かってはもらえませんか。そして私の初めての人になってください」

お姉ちゃんが大好きな方は読むべきです。ええ、今すぐ!
ホームステイなどをして神様たちが日常に溶け込んでいる街・湖月町を舞台に、暴漢に襲われているところを助けた女神様に一目惚れされ同居することになるラブコメもの…のはずなのですが、主人公・尊の実姉であり極度のブラコンである乙女のキャラが強烈すぎて、お姉ちゃん大好きなボクはノックアウトです。
最愛の弟をゆるふわ巨乳女神であるテルヒメに盗られまいと、『完璧な実姉』という仮面を乙女が脱ぎ捨て積極的に尊に迫る姿がもう…! 戸惑う尊に『お姉ちゃんとパンツを交換して欲しい』『実の姉弟だけどゴムをすれば問題ない!』というアプローチをする乙女は自重…しなくてもいいです。
もうこのライトノベルはお姉ちゃん乙女が全てですね!

神焔のカグラ -恋する炎と魔を断つ剣- (一迅社文庫)

神焔のカグラ -恋する炎と魔を断つ剣- (一迅社文庫)


『アネかみ!』と同時刊行された『神焔のカグラ』とのシェアワールド企画ものですが、世界観共有くらいで片方だけでも問題なく読めます。両方読みたい方は『アネかみ!』→『神焔のカグラ』の順で読むと、ニヤリと出来るシーンがありますよ、と。