飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

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「アイドライジング! 3」感想

アイドライジング!〈3〉 (電撃文庫)

アイドライジング!〈3〉 (電撃文庫)


鳴谷鶯高校の学園祭がやってきました。今まで日アイドル業とそれに付随する日常がメインだったので、学校にスポットが当たるのは新鮮だなぁ。

モモとオリンのクラスの出し物はメイド喫茶。天然系元気娘のモモと小悪魔系のオリンで攻める戦略は…流石はクラスメート、分かってる分かってる。学園祭を楽しみにしていたモモだったが、前回の話で借りのあるタキの約束を果たすため『学園祭のある期間中デート』することに。積極的なアプローチをするタキに苦手意識のあるモモ。予想通りタキに攻め立てられて真っ赤になるモモではあるものの、読み手としてはこんなに有り難いシチュエーションはないね。いつもはサイさん、あるいはオリンちゃんを天然パワーで攻めているモモの立ち位置が逆転してしまった今回の流れは面白い。タキに強引に誘われて参加した『おしりずもう大会』でのタキとモモのお尻描写の力の入れ方はどうなの(笑)

と、百合百合しい和やかなデートはここまで。
『おしりずもう大会』でモモにアクシデントが起き、それを助けるために怪我を負ったタキ。タイミング悪くタキは『アイドライジング』のクイーン・エリーに挑む権利を争う『エリザベス予選』を繰り広げている真っ最中で、怪我を推してライバルであるキジョウと戦うも敗北してしまう。怪我の責任は自分にあると責めるモモだけど、原因を作ったのはタキ本人でありモモは何ら責任はないよね。とはいってもモモの性格でそう説明されても納得出来るはずもなく…タキは『アイドル』らしくこの状況を利用して盛り上げるため、また期待を寄せるモモの成長を促すため、モモに新型バトルドレスを与え覆面アイドルで『エリザベス予選』にタキの代役として出場させることに。キジョウに挑むも、勝敗に拘るあまり『アイドル・モモ』として大切なことが分からない。
大敗北に落ち込むモモを励まし奮い立たせるのは、やっぱりオリンちゃんでしたか。最高の相棒でありライバルからの言葉に、大切なことが何か気づくモモ。
キジョウとの再戦でまたしても敗北をするも、それはただの敗北ではなく、人を魅せ、人を笑顔にする『アイドル』らしい散り方でした。そしてモモの笑顔が本当に眩しい。

見える、見えるぞ! 『アイドライジング!』のアニメの画が!

モモの成長はモモだけのモノではなく、周囲の人達にも少なからず影響を与えているのが、モモの『アイドル』としての大きな可能性を示すお話でした。
メディアミックスの話もあるようで、そういった方面でも『アイドライジング!』は大きな可能性を秘めてます。期待期待。