「EIGHTH 7」感想
- 作者: 河内和泉
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/01/21
- メディア: コミック
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セルシアの笑顔がまた見たい。
白血病に侵されたりお博士の救うために、どうしてもセルシアの力が必要…ではあるが、セルシアの力を使うということは今までその力を狙ってきたモノたちと同じ行為になると、ナオヤの提案を所長が拒否。それまでセルシアに力を使わなくて良いと言い続けてきたのにいざ自分たちが困ったら力に頼ろうとする。所長の言い分は分かるけど、セルシアの性格を考えたら自分に救える力があるにも関わらず、りおを救えなかったとなるとまた心に傷を負うことになるのでは。とはいえエイス側としてはセルシアの力を使うことはできない。
が、ナオヤが聞き分ける訳もなく、ヒカルを連れてセルシアのいるバチカンへ。ほんと、世界をぽんぽん飛び回るマンガだなあ(笑)
セルシアの処遇に対して自責の念に押し潰されそうになっているルカは、完全にヒロイン枠だろ。揺らぐルカの心にナオヤとヒカルの言葉は良く響くよ。
能力故に我慢を強いられ続けたセルシアは、辿り着いた場所が安息の地ではないどころか、更に人々を惑わしていることを枢機卿の言葉と暴力で知る。力を暴走させ枢機卿を傷付けたことで、己の存在を否定し始めるセルシアの罪を被るルカの行動は裏目に出ている気が。それで納得するセルシアじゃないよ…。
セルシアを連れて逃げるナオヤを救ったのは、我等のおっぱいお姉様!
完全にヒロインの立ち位置になっているルカを助け、砕けそうになっているセルシアの心を救い、りお博士の治療する。バチカン編クライマックスだけどまだやることたくさんある…。
今まで棚上げにしていたセルシアの問題にそろそろ蹴りをつけたい。