飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「期間限定いもうと。2」感想

期間限定いもうと。2 (富士見ファンタジア文庫)

期間限定いもうと。2 (富士見ファンタジア文庫)

〈あらすじ〉
想太と未実の仲が急激に進展。一方、実妹の綺理は自立を目指し、メイド喫茶で働き出す。
心配な想太が沙綾を連れて店を偵察に訪れたところ、店の「メイド神」苺夢が沙綾に一目惚れ。
熱烈なスカウトをかけ始めて!?

未実可愛いのお〜。
やはりヒロインの属性は幼馴染みは一番!…だけどね、この作品のタイトルには『いもうと』が付くんだ。未実さんおいたわしや。
偽装でもカップルになったことを周囲に印象づけるため、という理由で想太を積極的にデート誘う未実が可愛い今回。なのに作品の題材が題材なせいで、スポットはやはり沙綾と綺理の『妹』コンビに当たってしまうのは仕方のないこと。シスコン全開で妹たちを想う想太。こと沙綾に関しては家族に対する想いのなのか、それともそれ以上の想いを抱いているのか。沙綾の祖母との約束、婚約者の存在を言い訳にして考えないようにしているように思える。一方、未実とデートをしたことで彼女を意識し始めてもいるので、幼馴染み派の僕としては未実に頑張って貰いたいなあ。
と、今回はメイド姿で労働に勤しむ綺理も可愛かった。アンタは最高の妹だわ!