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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「え? なんだって?」心躍るライトノベルのオススメラブコメ!

「だから!わたしは、アンタのことが好きなの!」
「え? なんだって?」

いやいやおまえどう考えても聞こえてるだろ!難聴主人公乙!

はい。ラブコメのテンプレ会話にツッコミを入れる気力もなくなりつつある今日この頃。
皆さん、ライトノベル読んでますか?

ライトノベルといえば『ラブコメ』というイメージが少なからずあります。
そのイメージに対して真っ正面から「間違っている!」というのは流石に難しいかな。本来ならばここで「ラノベはラブコメだけじゃねえ!」からラブコメをしない、あるいはラブコメ要素の少ない作品を挙げて行く流れになるのですが。

ここはあえて『本当に面白いラブコメ』を挙げて、「テンプレラブコメ飽きた~」といっている方にギャフンと言わせようかと。ギャフンとか死語を普通に使ってしまって辛い。

と、いうことで話の纏まらない前置きはこの辺にして、『本当に面白いラブコメ』をピックアップしてみました!

※『ラブコメ』と思うかどうかは個人差があります。「これはラブコメじゃない!」という論争は固くお断りしております。


・角川スニーカー文庫
『ここから脱出たければ恋しあえっ』(著:竹井10日 絵:かれい)

ここから脱出たければ恋しあえっ 1 (角川スニーカー文庫)
アニメ化決定の講談社ラノベ文庫『彼女がフラグをおられたら』ではなく、こちらをオススメ。
密室になった学校から脱出するには、閉じ込められた少年少女たちが恋しあい、カップルを成立させなくてはならない…というおかしな設定が目を惹く。
普通は殺しあうところなのにね~……全然普通じゃねえよ。
作家である竹井10日さんの語り口が独特で、最初は違和感が付きまとうだろうが、慣れると癖になる麻薬のような『竹井10日ワールド』も合わせて堪能して下さい。


・富士見ファンタジア文庫
『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ』(著:村上凜 絵:あなぽん)

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫)
「テンプレラブコメ飽きた~」という人に読ませたいといったな、あれは嘘だ。
すいません、嘘じゃないんです。しかしテンプレの中にもキャラクターの魅力を最大限に引き出し、僕たちを楽しませてくれる作品があるのです!
隠れオタの主人公が、クラス一の美少女に一目惚れ。その主人公の不器用すぎる恋路をサポートするのが、見た目はビッチ、心は純情、ヒロインの桃。桃もまたイケメンオタクに恋をしているため、主人公は桃にオタクの「イロハ」を教え、恋路を支える共依存の関係にある。
既にコミカライズもされているため、目にしている方も多いだろうが、タイトルだけを見て「読まない」と判断するのはモッタイナイ。
桃の可愛らしさに必ず引き込まれます。そう、必ず!

・ファミ通文庫
『四百二十連敗ガール』(著:桐山なると 絵:七桃りお)

四百二十連敗ガール (ファミ通文庫)
タイトルを見ただけでは何の意味かサッパリ分からないだろうが、とにかく残念すぎる設定の上で踊る変態たちのラブコメを見て欲しい。
「女子生徒420人中、1番彼女にしたくないというならば、主人公が419人に告白して振られてしまえば最後に残ったあたしが彼女になれる」
こんな設定です。無茶苦茶です。しかしこの設定を素晴らしい形で成り立たせるのだから凄い。
変態主人公と言動に猛毒を持つヒロインが織り成すラブコメに吹き出さずにはいられない!


・ファミ通文庫
『サイコメ』(著:水城水城 絵:生煮え)

サイコメ 1 殺人鬼と死春期を (ファミ通文庫)
しゅこーしゅこーしゅこー。
ガスマスクをしたヒロインって、素敵やん(棒読み)
「生徒全員が殺人犯」の更正学校を舞台に殺伐としたラブコメをお送りします。
種々様々な「殺人鬼のヒロイン」たちとのラブコメは意外なほどおバカで明るく、しかし場の雰囲気を失わない奇妙な緊張感のある作品。
無骨なガスマスクの下には美少女の顔が隠れている…え?ガスマスクを取るなって?……性癖は人それぞれですから!


・HJ文庫
『もえぶたに告ぐ』(著:松岡万作 絵:如月瑞)

もえぶたに告ぐ ~DRAMATIC REVENGE STORY~ (HJ文庫)
最後はこの作品を紹介。正直なところ、読んでどう感じるか。オススメしているこちらもドキドキ。
タイトル通り、思わず萌豚のように「ブヒブヒ!」言ってしまいそうな、美少女…いえいえ『男の娘』が主人公。
しかしこの主人公。心の内側は真っ黒で、因縁のある完璧超人の幼馴染み(♂)を謎の力で性転換(♀)させ、陥れようとする酷い奴。
…なのだが、陥れられている幼馴染みは性別が変わってもあっけらかん。悔しい主人公はあの手のこの手で幼馴染みを虜にしようとするのだが通じない。
が、これらの主人公の奮闘は全て最後のトンデモ展開を演出するための装置にすぎない。是非、待ち受ける最後の展開のため読み進めて欲しい。


それでは最後に皆様、ご唱和下さい。

「え? なんだって?」