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飼い犬にかまれ続けて

勝手気ままにライトノベルの感想を書いています。

「奈々原七瀬のソシャゲー講座」感想

奈々原七瀬のソシャゲー講座 (一迅社文庫)

〈あらすじ〉
その完璧さゆえに「奈々原ゾーン」と呼ばれるオーラを放ち、周囲の人々を遠ざける美少女――奈々原七瀬。
俺、春日井拓実も同級生ながら当然疎遠だったわけだけど、そんな七瀬と俺を急接近させたのは、意外にも1つのソーシャルゲームだった――!?

天草白さんは妄想力逞しい中学生の思い描きそうなラブコメ展開を書いてきますよね。クラスの可愛い女の子が、自分と同じ趣味…好きなものはあってそれをキッカケに仲良くなれるって、そんな都合の良い妄想を良くしたものです。
……え?妄想したよね?(動揺)

近寄り難い完全無欠の美少女・奈々原七瀬。偶然にも彼女が好きなソーシャルゲームをプレイしていた主人公の春日井拓実は、それをキッカケに七瀬と急速に接近していく…というラブコメ。

「好きなモノが同じ」
それだけで相手との間にあった壁が取り払われる感覚は良く分かります。僕も単なる「ライトノベル好き」の枠内にはいない人間なので、同種を見つけるとついつい声が裏返るほど興奮する…まあ相手は男ばかりだけどね!絶望した!
七瀬は女の子…しかも誰もが認めるほどの美人。更にいえば拓実が同じソシャゲーをやっていると知ってグイグイくる積極性もある。まさに中学生が描く理想の展開じゃないですかー!
拓実よりも七瀬の方が上手なので特訓まで付けてくれる…僕も美少女クラスメイトにライトノベルをオススメされたい。特訓つけられたい…ライトノベルの特訓とはいったい…?(自分で言ってて混乱)

ソシャゲー内でのチーム(女の子だらけの中に男・拓実ひとり!)でハーレムを築き上げる拓実であるが、意外なくらい嫉妬深い七瀬は分かりやすいフラグを立ててくれる。いや、七瀬に限らず、天草さんの作るキャラクターはラブコメ要員としては優秀すぎるくらい「分かりやすい」のが、良いところであり、問題点な気がする。もうひとつ、何か工夫して頂けると作品が良くなると思う。